日本語のテスト:J.TESTとJLPTの違いについて
- RIE TANAKA
- 2024年1月7日
- 読了時間: 2分
更新日:5月22日
※この記事は JLPT N3レベル(中級) の人向けです。

はじめに
日本語を勉強しているみなさん、「J.TEST(実用日本語検定)」を知っていますか?
「JLPT(日本語能力試験)」はとても有名なテストですね。でも、「J.TEST」はまだ知らない人も多いかもしれません。
今回は、「J.TEST」と「JLPT」のちがいを、わかりやすく紹介します!
J.TESTとは?
「J.TEST」は、日本語を勉強している人が、自分の日本語のレベルをチェックするためのテストです。JLPTと同じように、日本語の文法・語彙・読解・聴解などの力をはかることができます。
J.TESTのレベルは3つあります
レベル | JLPTレベル | 満点 |
A〜C(上級) | JLPT N2〜N1 | 1000点 |
D〜E(中級) | JLPT N4〜N3 | 700点 |
F〜G(初級) | JLPT N5 | ― |
D〜Eレベルのスコアの目安
350点以上 → JLPT N4くらいの力
500点以上 → JLPT N3くらいの力
また、JLPT N1を持っている人が、A〜Cレベルで800点以上を取ると、N1より高いレベルの実力があると評価されます!
JLPTとJ.TESTのちがい
🟢 テストの回数がちがう!
JLPTは年に2回(7月と12月)だけです。
J.TESTは年に6回受けられます!
👉 JLPTの前に、練習としてJ.TESTを受けるのもおすすめです。
🟢 試験が受けられる国が多い!
J.TESTは、日本だけでなく、いろいろな国でも受験できます。
日本・中国・台湾・モンゴル・ベトナム・タイ・ネパール・ミャンマー・ラオス・インドネシア・ブラジル・フィリピン など
🟢 リスニングが強い人におすすめ!
J.TESTは、聴解(リスニング)の配点が高くなっています。
👉 読解や漢字が少し苦手でも、リスニングで高得点が取れるチャンスがあります!
🟢 受験料が安い!
受験者 | JLPT | J.TEST |
中学生・高校生 | 5,500円 | 2,600円 |
大学生・社会人 | 5,500円 | 5,200円 |
👉 特に中学生・高校生は、J.TESTのほうが安く受けられます。
🔴 注意点:記述問題があります!
JLPTには作文の問題がありませんが、J.TESTには記述(書く)問題があります。 ✍ 字が読みやすくないと、点数が下がることもあるので注意しましょう。
📢 J-CALPでは、日本への留学や就職のための日本語オンラインレッスンを提供中!
EJU対策・ビジネス日本語・志望理由書・小論文・面接対策 まで、
経験豊富な日本人講師が指導します。
📩 お問い合わせやトライアルレッスンのお申し込みはこちらから!
↓↓




コメント